5.節制

4.日光
6.空気

節制、自制をする、自分で自分をコントロールすること、その必要不可欠な生活習慣は今、特に薄れてきているものではないでしょうか? しかし、この節制とは生活していく以上誰もがしなければならないことです。もし人が自分を制することをまったくしないならどうなるでしょうか? 人は好きなものを好きなだけ食べ飲み消化器官またあらゆる臓器を破壊し、あるいは必要以上な労働をしたり、制限なく自分のやりたいことをやる、そうすることによって、体と精神に非常な負担をかけ、ストレスという目に見えないむちによって自らを破壊してしまうでしょう。

◆ 食事の習慣
正しい時間帯に食事をする。これも重要なことです。食間に不規則な間隔で食べるほかに一日三度の食事をすることは一般的にごく普通の習慣です。そして一日の最後の食事はほとんどの家庭で、もっとも十分に摂り、しかも就寝直前にとることが多いのです。これは自然の秩序に逆らっているのであって、たっぷりの食事は、決して遅らせるべきではないのです。食事と食事は最低5時間を空けるようにしましょう。ですから間食などもってのほかです。また、就寝2、3時間前までには一日の最後の食事を終わらせましょう。そうすることによって、消化のために体を休めることができなくなることを避けられます。

また、一回の食事に野菜と果物を混ぜて食べるのは賢いことではありません。消化力が弱い場合は特に、この果物と野菜を同時に取ることが、しばしば苦痛の原因となり、頭脳の力を発揮することができなくなります。なぜなら、野菜を消化するときと果物を消化するときは消化液との異なった化学変化によってなされるので、それだけ消化に負担をかけ、胃の中で発酵し、消化障害が起こりやすいのです。一回の食事を果物中心に摂り、次の食事を野菜中心に摂ったほうが良いのです。とにかく、過食や、よく噛まない、間食や毎日違った時間帯に食事をする、食物の誤った組み合わせといった消化器官を酷使することは病気になるリスクを何倍にも増やすことになります。

◆ 中毒性の飲食類
中毒性の飲食に対する自制も重要です。中毒になって自制が効かなくなる前に、きっぱり最初から一切を断ち切ることが先手です。タバコはやらないけど、お酒は少しなら体に良いから飲むという人もいます。本当に少しなら害を及ぼさないかもしれませんが、それからだんだんと中毒になる傾向が大きいのです。中毒性の飲食類また薬類に、お茶、コーヒー、チョコレート、ワイン、お酒、ビール、タバコ、麻薬、覚せい剤などがあります。

これらは害の多い少ないを問わず私たちの生活から排除すべきなのです。これらの中毒性の飲食類特にアルコール類は脳を麻痺させ破壊します。
次のイラスト、「健康に適切でないショッピングリスト」にあるものは、頻繁に食することによって健康に悪影響を及ぼす食品です。

temperance

◆ 不節制の悪は遺伝する
ぜいたくな生活と飲酒は血液をけがし、欲望をあおりあらゆる種類の病気を生みます。しかし、その悪はそれだけでとどまりません。両親は種々の病気を遺産として子供たちに残すことになります。

不節制な人はだれでも必ず、自分の性向と悪い傾向を子供に伝えます。自分の熱し、けがれた血液を通して子供たちに病気を伝えることになります。それはこの世に苦悩と悲しみをもたらす原因になっています。それにもかかわらず、今日の男女は過食や飲酒にふけって不節制をし、そのことについて何の考慮も配慮も払おうとしません。そしてそのことによって次代の者に、病気や弱められた知性や堕落した品性を遺産として残す結果になるのです。

しかし、人の性質には、悪への傾向、すなわち自力だけでは抵抗し得ない一つの力が働いているのも事実です。この力に抵抗し、魂の奥底に唯一の価値を感じている理想を達成するためには、ただ一つの力に助けを求めてすがるよりほかに道はありません。その力とはイエス・キリストです。この力と協力することが、人にとって最大の必要です。そして、この協力が最高の目標となることでしょう。

聖書には「すべて競技をするものは、何事にも節制をする。…すなわち、自分のからだを打ちたたいて服従させるのである。(第一コリント9章25-27節)」「自分の心を制しない人は、城壁のない破れた城のようだ。(箴言25章28節)」と書かれています。

もし、自分の生活の中の悪い習慣に気づいたなら、今日からその危険と隣り合わせで噴火寸前の火山のような間違った習慣から脱出すべきなのです。それがまずこの8つの秘訣を行う第一歩といえるでしょう。

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