23. 吠える獅子

22. 無限
24. 神の力

コラム 「ミッションパイロット」  デイビッド・ゲイツ氏の証より

ジョージタウンの新しいテレビ局のために寄贈された、伝道用ビデオテープや専門機器を積んで、デイビッドはガイアナに向けて合衆国を発ちました。彼は、冬の寒冷前線のすぐ前を飛びながら、夜間はマイアミ、プエルトリコ、ドミニカ、グレナダ、そしてトリニダードに立ち寄り、その間ずっと高周波無線でイリノイの父親と連絡を保っていました。道すがらデイビッドは、神様がガイアナ政府に対して強く印象づけてくださり、彼の組織、ガイアナアドベンチスト医療飛行機サービス(GAMAS)に無期限運営の認可を与えてくれるように絶えず祈っていました。そうすればGAMASの飛行機は制約なしにガイアナで操業できます。

到着するとデイビッドは、ウィンストン・ジェームズから、「神様は、ガイアナに飛行機が到着するための道を備えておられる。民間空港部局は書類の準備をした。神様の介入を求める多くの祈りがささげ続けられている」と聞きました。。

本当に、「神様が何かの働きを達成するために道を開き、成功の確証をお与えになるときに、選ばれた器は約束された成功をもたらすために全力を尽くさなければならない。働きを推進するために示す熱心と忍耐に相応した成功が与えられるのである。神様は、神様の民がたゆまず努力して、その分を果たす時にのみ、奇跡を行うことがおできになる」のです(国と指導者上巻228ページ)。

デイビッドがガイアナにいない間、神の腹黒い敵は大いに活動していました。「偽りの父」は敵意を持つ人々を使い、運営のあらゆる段階で神様の働きを損なおうとしました。

まずサタンは、当てこすりでデイビッドの品性を中傷するやり方を知っている人を選びました。彼は、デイビッドが犯罪行為をし、異端を教えていると言って非難しました。第2に、これらの非難を掲載する新聞記事が現れました。第3に、その非難者はテレビ局の所有者であるワシントン家を訪れ、デイビッドの悪い噂のゆえに、そのプロジェクトを支援するのをやめる気にさせようとしました。その男は、自分こそがその局を与えられるにふさわしいという意見を述べました。けれども神様は支配しておられました。なぜなら、ワシントン夫妻は、彼らが聖霊の導きに従ってきたことに、以前よりももっと確信を持つようになったからです。

敵は、飛行機とテレビ局に関する法的手続きを中断させるため、神様の働きを邪魔する油断ならない方法を計画しました。しかし神様はなおも支配しておられ、サタンを物ともせず、ご計画は進行しました。祈りの力を知っていたので、デイビッドとその家族や友人たちは、神様の働きを彼が続けるときの安全を守るために、特別の天使たちを送ってくださるように祈り求めました。天に祝福され、デイビッドは、ガイアナ奥地一帯を3日間飛行し、そして民間航空路線で合衆国に行くというスケジュールを無事終えました。

たちの悪い噂は急速に広まりました。デイビッドが空港でチェックインすると、ひとりの特別警官が彼のそばに立ち止まり、非常にたくさんの質問をし、彼のかばん類を調べました。2時間の取り調べの後、彼は、神様がデイビッドに指導させて奥地で始めたプロジェクトに感銘を受けたようでした。それ以来デイビッドとその特別警官は親友になりました。

神様はどのようにして吼えたける獅子を静めたでしょうか。前に取り決めたように、デイビッドはガイアナ教会教区本部の人々を連れて、上マザルニ地区の各村に飛びました。彼らは自分たちの耳で、アラウ、カマラング、フィリッピ、カコ、ワラマドング、そしてカイカンの村長たちが表す感謝の言葉を聞きました。彼らはいっぱいになっている教会を見、患者たちが無料医療ケアや飛行機搬送をしてもらい、GAMASによって命が救われたことを聞きました。彼らはいくつかの教会献堂式に参列し、パルイマのデイビスインディアン実業学校の宗教棟と図書館の献堂式に参加しました。それでもある人は、まだデイビッドを誹謗する方法を探し、大声で、「献金で建てられたこれらの教会や学校を誰が所有しているのですか」と質問しました。

権威者であるひとりの村長が、賢い答えをして、デイビッド・ゲイツがそれらを所有しているという噂を止めました。「教会であれ学校であれ、アメリカ先住民のために建物が建てられる時はいつでも、その所有権は、その建設に資金供給した人のものには決してなりません。それは先住民に属します。ですから、土地の法によれば、これらの教会や学校はアメリカ先住民の所有です」。非難はぱったり止みました。

訪問者たちは、ビデオプロジェクターでネット’95とネット’98のビデオを見せながら村々を巡回した結果を見ました。彼らは、その年の3ヶ月間で前年1年間より多くの先住民が信者となったのを自分自身で知りました。霊的な成長を表すアメリカ先住民の温かい歓迎と熱意は、彼らに神様の導きと祝福を確信させたのです。どのような人間もそれだけのことを達成できるものではありません。地元また海外からのボランティアの働き人たちは、その献身した奉仕が受けるに値する十分な賞賛を与えられました。

教区からの訪問者たちは、地域の至る所で村の村長たちや地域の責任者たちが、GAMASがガイアナの隅々にまで自由に入って行けるように、内閣が無制限の飛行機運用を認めることを強く請願するのを聞きました。そのようにして、無料医療と搬送がガイアナの国中で実施できるのです。サタンの怒りが激しくなったのは言うまでもありません。彼は、認可が与えられればガイアナ奥地で福音が速やかに広がるための扉を開くことになるのをよく知っていました。
訪問者たちはデイビッドに賛同し、次のような請願で締めくくりました。「私たちは前進することをためらうべきではありません。『主は今に至るまでわれわれを助けられた』(サムエル記上7:12)。もし何事か神様の目的のために成し遂げられるとすれば、それはこの絶好の機会に成し遂げられねばなりません」

デイビッドは、神様がさしあたり、獅子の吼えたけりを弱めてくださったことに感謝しました。しかしデイビッドは、彼とボランティア仲間は、非難する者たちのいやな吼え声をきっとまた聞くことになるだろうと警告している、第1ペテロ5:8を思い起こしました。

22. 無限
24. 神の力